2013年9月5日木曜日

今日読んだ本、What is Dart? [Kindle版] の感想。

内容紹介

This short, free ebook from March 2012 describes the Dart language, libraries, and tools that help you develop structured, fast, and maintainable web apps that run in any modern browser.

目次

Why Did Google Create Dart?
Does the Web Really Need Another Language?
Show Me the Code
How Can I Play with Dart?
How About a Real Editor?
What’s New About Dart?
Why Does Dart Look so Familiar?
What Is in the Dart Platform?
Should I Use Dart for My App Today?
How Do You Expect People to Use Dart?
How Can I Compile to JavaScript?
What Libraries Are Available?
dart:core
dart:html
dart:io
Show Me More Code
Types
Generics
Manipulating the DOM
Isolates
Where Can I Learn More?

Webアプリケーションの作成に興味がある、JavaScriptを知っている、あるいは、Java(ちなみに私はJavaは知らない><なので、Java関連の話は、Javaと似たような(?)言語のC#に頭の中で変換しながら読んでいった。といってもオブジェクト指向のクラスとかの話だからJavaとかC#じゃなくてもよさそう)は知っていてJavaScriptを書き始めたら、なんかクラスとかないし書きにくいと感じている人には興味深くて面白い1冊になりそう。もちろん、プログラミング言語自体が好きな人にも。

興味を持ったのは、Optional typingについて、型を指定するとIDEにいいことがあるということ。C#の学習をしてた時は、Visual Studio(といっても無償版のVisual C# Express Edition)を起動してそれでコードを書いてたけど、JavaScriptとかPythonで遊ぶようになってからはコードを書くのにCUI、GUIのテキストエディタ(EmacsBBEdit - Bare Bones Software, Inc.)を使うようになり、普通の文章ももちろんテキストエディタで書いたりしてて、全然IDEを使うことが無くなり、慣れてしまったらIDEを起動するのに時間かかるし、動作も重いし(テキストエディタと比べて。もっと性能のいいPC/Macに買い替えれば改善はするんだろうけど…)特定の事情(XcodeとかVisual Studioとか特定のアプリを作成するとか)以外はもうIDEをわざわざ使うこと、あるいはIDEを使わなければならない言語を選択して学習することはないかなぁと思ってたけど、考えが変わった。(そういえば以前に、似たような言語として、Microsoftが発表したTypeScriptも開発環境とセットで設計されているのが強みで生産性の向上にも繋がるって主張する記事を見た。その点についての考え方はDartと同じなのかな。)

本書でDartを学ぶことはできなさそうだけど、Dartを学習したいと思ってる人、また思ってない人も、無料で短くてすぐ読み終えることができるから、とりあえず読んでみたらいいんじゃないかなぁと思う。

ということで、本書を読んだらDart(とその開発環境、SDK)を使ってみたくなったので、まずDartの仕様書(Dart Programming Language Specification)を読んだり、Dart: Up and Runningを入手してみたりして、Dartの学習を少しずつ始めてみることにした今日この頃。

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