2013年3月10日日曜日

カンフーマック -猛獣を飼いならす310の技に、

2章 プレビュー p.26 #025 プレビューでPDFに注釈やパスワードを付加、p.28 PDFをパスワードで保護

このパスワード保護はAdobe Acrobatなどに比べると原始的なもので、単に文書 が開かないようにするだけです。テキストや画像のコピーを禁止したりはできません。一旦開いてしまえば、なんでも好きなことができてしまいますし、もちろん暗 号化されていないコピーを作ることもできます。

とあったけど、[Mac] ロック付き PDF を簡単に作る方法を読んでもしかしたらと思ったので。

もしかしたらとは、「テキストや画像のコピーもパスワード無しでは禁止にできるかも」ということ。

本書の方法では、

PDFを開き、[ファイル]メニュークリックします。10.6およ び10.8では[別名で保存]を選択します。10.8ではoptionを押すことで[複製]が[別 名で保存]に変わって選べるようになります(#140を参照)。10.7では[書き出す] (あるいは[複製]→[保存])を選択してください。

とあるけど、プレビューで開ける文書や画像など、PDF以外のファイルだけではなく、上記のサイトの手順でPDFでもPDFから新たなPDFを作成(ファイル、 プリント、PDF(左下)、PDFとして保存、セキュリティオプション)すれば、テキストや画像のコピーを禁止したりではないかなと思って実際に試してみました。

すると大成功!(以下、ファイルを開こうとしたとき、テキストをコピーしようとしたとき、画像をコピーしようとしたときのスクリーンショット)

ファイルを開こうとしたとき

open_file>

テキストをコピーしようとしたとき

copy_text

画像をコピーしようとしたとき

copy_img

パスワードを設定した新しいPDFファイルは開くときはもちろん、テキストや画像をコピーしようとしたときも、しっかりとパスワード(しかもパスワードを設定する時に、ファイルを開くパスワードと、テキストや画像をコピー(さらには印刷)する時のパスワードは異なるパスワードを設定しなきゃいけないみたいなのでより強力?!)を要求されました。

ということで、とりあえずパスワード無しではファイルを開けないようにしたい場合はカンフーマックに書いてある方法で手軽に、それだけでは満足せず、テキストや画像のコピーする際にもパスワードを必要とするようにしたい場合はこの記事で紹介した方法を、と上手く2つの方法を使い分けるとよさそうだなあと思った今日この頃。

(ちなみにファイルを開いた環境はOS X 10.7 Lionの標準搭載アプリのプレビューで、他の環境(Windows等のOS)やソフトウェア(Adobe Reader等)では確認していません。m(_ _)m )

追記: 2016/07/08

指定したフォルダのすべての PDF ファイルを一括して暗号化、復号化するスクリプトを書いてみた。(テキストや画像のコピーを禁止したりはできない原始的なもの。)

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