2012年6月23日土曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

あなたはどう考えますか?
生命は地球だけの奇跡である/宇宙は生命に満ちあふれている

タブーではなくなった地球外生命
地球の外にも生命は存在するのか? 科学ではタブーとされてきたこの問いは、21世紀に入ってからの相次ぐ新発見によりいまや科学者が真剣に取り組むテーマとなった。
宇宙に「地球」はたくさんあるとする天文学者、「生命」は地球だけの奇跡だという生物学者、各分野のトップランナーが最新成果をもとに地球外生命を考える「論点」を呈示する。

目次

序説 「科学」になった地球外生命 佐藤勝彦
第1部 地球外生命がいるとしたら、それはどのような生物か
論点1 極限生物に見る地球外生命の可能性 長沼毅
論点2 光合成に見る地球の生命の絶妙さ 皆川純
第2部 生命が誕生し、繁栄するには何が必要なのか
論点3 RNAワールド仮説が意味するもの 菅裕明
論点4 生命は意外に簡単に誕生した 山岸明彦
論点5 共生なくしてわれわれはなかった 重信秀治
第3部 宇宙には生命誕生の条件はどれだけあるのか
論点6 生命の材料は宇宙から来たのか 小林憲正
論点7 世界初の星間アミノ酸検出への課題 大石雅寿
第4部 宇宙空間に生命を探す
論点8 太陽系内に生命の可能性を探す 佐々木晶
論点9 宇宙には「地球」がたくさんある 田村元秀
総説 いまわれわれはどのような地点にいるのか 立花隆

本書の本題は地球外生命体の存在についてだけど、それを論じるために生命とは何かという説明で、生命について知ることが出来て面白かった。

もちろん、地球外生命体がいるかどうかの科学的な考察も興味深かった。

ただ、元も子もないけど、科学的な考察も大切だろうけど、早く地球外生命体が見つかっちゃえばいいのになあとも思った。そうすれば、科学的な難しいことを考えなくても結論はとりあえず出るし、そこから生命が存在するための条件などもいるかいないか分からない状態で考察するよりもより深くまで分かりそうなので。(こう考えている時点で私は「生命は地球だけの奇跡である」ではなく「宇宙は生命に満ちあふれている」と考えている派なのかな。)

ということで、地球外生命体が早く見つかる(私が生きている間に)といいなあと思った今日この頃。

0 コメント:

コメントを投稿